モバイルバッテリーとは? 選び方・シーン別の使い方やおすすめ商品をご紹介
スマートフォンやタブレットが欠かせない今日、外出先での充電切れの際に活躍するのがモバイルバッテリーです。
この記事では、モバイルバッテリーの基本から防災グッズとしての価値など、選び方やシーン別の使い方を解説します。最後におすすめのモバイルバッテリーもご紹介します。
1. モバイルバッテリーの基本
モバイルバッテリーは、携帯可能な充電器であり、主にスマートフォン・タブレット・デジタルカメラ・モバイルゲーム機などの電子機器を充電するために使用されます。外部から電力を供給し、デバイスのバッテリーを充電することができる便利なデバイスです。
モバイルバッテリーの仕組み
モバイルバッテリーは、内部にリチウムイオンバッテリーを搭載しています。このバッテリーが電気を蓄え、デバイスに電力を供給します。通常、USBポートを介してデバイスと接続され、充電が行われます。近年では、急速充電やワイヤレス充電にも対応したモデルが増えています。
2. モバイルバッテリーの選び方
モバイルバッテリーは、スマートフォン・タブレット・デジタルカメラ・モバイルゲーム機など、様々なデバイスを充電するために便利なツールですが、選ぶ際にはいくつかのポイントに注意する必要があります。
適切な容量の見極め方
モバイルバッテリーを選ぶ上で、一番大切なのが必要な容量を見極めることです。
▼ポイント
●デバイスを何回充電したいか
●日常的にどの程度の使用頻度か
普段からスマートフォンを頻繁に使う人は、大容量タイプがおすすめです。一般的にスマートフォンのバッテリー容量は3000mAh~5000mAh程度であることが多いため、最低でも5000mAh以上は欲しいところです。使うデバイスのバッテリー容量や1日に使う平均的な電量を知ると共に、1回の充電で何倍までカバーできるかを計算すると、適切な容量選びができます。
携帯性を考えた選び方
次に重要なのは携帯性です。モバイルバッテリーを外出時に持ち歩くことを前提に考えた場合、重量やサイズが大きく関わってきます。例えば、日々の通勤やちょっとした外出時には、ポケットや小さなバッグに入るコンパクトなものが理想的です。しかし、容量が大きくなると当然ながらサイズや重量も大きくなる傾向があるため、そのバランスを考慮して選ぶ必要があります。
急速充電対応の有無
最後にチェックすべきなのが、モバイルバッテリーが急速充電に対応しているかどうかです。急速充電を利用することで、短時間でデバイスを充電することができ、時間がないときに役立ちます。急速充電対応の製品を選ぶ際には、出力電流や対応する充電規格などを事前にチェックし、自分のデバイスが急速充電に対応しているかも確認が必要です。
3. モバイルバッテリーの活躍シーン
普段はスマートフォンやタブレットなどのガジェットの充電に使用されることが多いですが、実際には様々な場面で活躍しています。では、どのようなシーンでモバイルバッテリーが力を発揮するのでしょうか?それぞれのシーンを詳しく見ていきましょう。
旅行・外出時
旅行中は写真を撮ったり、地図アプリを使用したりと、普段よりもスマートフォンを頻繁に使うことが多いため、バッテリーの消耗も早まります。そんな時にモバイルバッテリーがあれば、いつでもどこでも気軽にデバイスを充電できます。薄型で軽量なモデルや複数のデバイスを同時に充電できるモデルなど、外出時のシーンに合わせて選ぶことが大切です。
災害や停電などの非常事態
突然の災害や停電が発生した時、電源が失われるとコミュニケーション手段は大幅に制限されます。モバイルバッテリーがあることで、スマートフォンを充電し、連絡を取り続けることが可能です。また、停電が長時間にわたる場合でもLEDライトなどの小型の電気機器を動かすことができ、非常灯としても役立ちます。大容量のモバイルバッテリーは、非常時の重要なサバイバルツールとなります。
4. 緊急時の活用法と注意点
モバイルバッテリーは緊急時・災害時には命綱ともなるツールです。どのような機能があり、どのような点に気を付けるべきかをしっかり理解し、いざという時に活用できる準備をしておくことが大切です。
防災グッズとしての活用法
地震・台風・豪雨などの自然災害が発生した際、スマートフォンは情報の入手源としてや連絡を取る手段として重要になります。いざという時に使えるように日ごろから充電を保つ・複数個持つ・大容量タイプを選ぶなど、きちんとした準備と管理が求められます。さらに、懐中電灯としても使えるライト付きのバッテリーを選択するなど、マルチに活用できるタイプを用意するとより実用的です。
災害発生時の利用のポイント
災害が起きた時にモバイルバッテリーを最も有効に利用するためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。
▼ポイント
●スマートフォンの充電は節電モードを利用する
●必要最小限のアプリのみを使用する
●データ通信ではなくWi-Fiを優先するなどの工夫をする
●スマートフォンだけでなく、他のコミュニケーションツールも充電ができるように、複数種類のケーブルやアダプタを用意しておく
モバイルバッテリーの状態を常に確認し、劣化していないか満充電の状態を保っているかをチェックすることが重要です。
5. PSEマークについて
電子機器を利用する際に安全性は極めて重要な要素です。とくに持ち運びが可能なモバイルバッテリーなどは、安全性が保証されていることがなによりも大事です。ここでは、「PSEマーク」という、消費者が知っておくべき大切な安全の目印について解説します。このマークがあることで、使用する際の安心感がぐっと向上し、いざという時のリスク回避にも繋がります。
PSEマークとは?
PSEマークとは「Product Safety of Electrical Appliance & Materials」という意味で、日本における電気用品の安全性を示すマークです。電気用品安全法(PSE法)に基づき、特定の電気製品がその安全基準に合致していることを証明するマークであり、これがある製品は、国が定めた安全基準を満たしていると評価されています。
商品にこのマークがあるということは、電気的なショックや発火のリスクを軽減してくれる安全装置が備わっているという裏付けになります。不意の事故から身を守るため、安全基準をクリアした製品を選択することは非常に重要です。また、故障や不具合が起こりにくいという信頼性のある品質管理も期待できます。
6. おすすめモバイルバッテリー
現代のモバイル社会では、スマートフォンやタブレットなどの電力を供給するためにモバイルバッテリーは欠かせないアイテムとなっています。多くの商品が市場にあふれている中で、おすすめの商品を探すのは大変ですが、それぞれの製品には特徴があります。例えば、大容量で長時間の使用に適した商品・小型軽量で持ち運びやすい商品・急速充電に対応している商品など、用途に合わせて選ぶことが重要です。ライフスタイルや需要に合った最適なモバイルバッテリーを見つけるための特徴をしっかり把握しましょう。
▼大容量
容量と携帯性のバランスは、モバイルバッテリーを選ぶ際の重要なポイントです。大容量であれば一度の充電で長時間使用することが可能です。
パワーバンク
安心の容量と2台同時に充電できる使い勝手の良さで、1台あると安心です。
■バッテリー容量:10000mAh
■付属品:Type-Cケーブル
単価:1,490円 (税込1,639円)
モバイルチャージャー スムーズ
電池残量がデジタル表示されるので残量確認が簡単にでき、USBポート2口付きで最大2台同時充電が可能です。
■バッテリー容量:10000mAh
■付属品:Type-Cケーブル
単価:2,475円 (税込2,723円)
▼急速充電対応
急速充電に対応しているモバイルバッテリーは、短時間での充電を可能にし、利便性の向上に大きく貢献します。とくに多忙なビジネスパーソンやアクティブに外出する方にとって急速充電機能は非常に便利です。
急速充電モバイルバッテリー
コンパクトなボディに大容量なモバイルバッテリー。電池残量がLEDで表示されるので残量確認ができます。
■バッテリー容量:5000mAh
■付属品:Type-Cケーブル
単価:880円 (税込968円)
コンパクト&スリム
急速充電モバイルバッテリー
2台同時充電が可能な薄型タイプ。
■バッテリー容量:5000mAh
■付属品:Type-Cケーブル
単価:898円 (税込988円)
▼非常時・災害時
非常時や災害時において、光と電力は欠かせないものとなります。その中で、乾電池式かつライト付きのモバイルバッテリーは、非常時や災害時に頼りになるアイテムとなります。
乾電池式充電器
停電時など電気を使えない時に役立つ乾電池式モバイルバッテリー。LEDライト付きで暗闇でも安心です。
■単3形乾電池×4本使用(別売)
単価:380円 (税込418円)
電池式モバイルチャージャー
乾電池式だから電気が使えなくても充電ができるモバイルバッテリー。
■単3乾電池×3本使用(別売)
単価:328円 (税込361円)
7. ノベルティとしてのモバイルバッテリー
スマートフォンなどの充電切れをサポートしてくれるモバイルバッテリーは、実用的で誰もが貰って嬉しいノベルティグッズです。日常的に使用されるため、ブランドのロゴやメッセージを入れることで宣伝効果が長く続きます。会社の周年記念や学校の卒業記念にもおすすめです。
また、モバイルバッテリーは安全基準を満たし、信頼できる製品を選ぶことが重要です。実用性を重視し、容量や充電速度などの機能性も考慮して選びましょう。